フランス語とは

フランス語は世界の様々な舞台で使われている国際的な言語です。外交語としての歴史があり、現在も国連をはじめとした国際機関の公用語の一つです。フランス語圏はベルギー、スイス、カナダのケベック州や北アフリカ、西アフリカの多くの国々、さらにはアンチル諸島、マダガスカル、ニュー・カレドニア、タヒチなどに及び、国際交流に適した言語です。

いまや漫画の大好きなフランスですが、文学、芸術、思想、映画、ファッション、料理、旅行など趣味や生活との結びつきも強く、楽しく学ぶことができます。ぜひ入学を機会にフランス語で世界を広げてみませんか。

留学について

交換留学

学芸大がフランス語圏の大学で協定を結んでいるのは、今のところINALCO(東洋言語文化大学)だけです。枠が二人と少ないので、ここ数年いつも満員ですが、休学して語学留学、あるいは夏休み、春休みを利用して短期の語学留学をする人も増えています。

憧れのパリ、でなくとも結構魅力的な地方の町でじっくりフランスとつきあうのも賢いやり方です。最近は海外県のニューカレドニアも積極的に語学研修生を誘致していますから、熱帯の海とフランス語という一石二鳥も可能かも。

留学体験談

留学体験

私の留学の目的はフランス語を磨くことと,身をもってフランスの社会を経験することでした。そして、それまでテキストや教室で学んできたことがらを、すべて実際に自分の目でみることができたと思います。知識として知っていたことを自分で体験することができましたし、フランスの人々と話したりする中で、日本と欧米の思考の違いなども実感することができました。フランスの社会や生活を経験できたことは私にとって楽しくて貴重な経験でしたし、今後の私の生き方にも影響があると思います。

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フランス語にちょっと惹かれる人々へ──フランス語の授業

フランス語の授業は、二人の先生が一冊の教科書で授業を行います。そのため週二回の授業は自然に連続性と関連性を持ちます。原則として一回の授業は文法事項を中心に展開され、もう一回はスケッチや表現を中心に進められます。もちろん各先生がときに教科書の記述を越えてフランスや仏語圏諸国の歴史、文化、社会について適宜に映像や資料で補いながら,教科書の内容を発展させます。

フランス語を公用語としている国

フランス語は現在も国連の公用語として国際的に大変重要な言語です。フランスはもちろんですが,ベルギー、スイス,カナダなどの公用語でもあり、それ以外の国、とくにアフリカ諸国、アラブ諸国でも広く通用する言葉です。

人道援助活動

フランスはまた国際的に展開する人道援助のための活動が非常に活発な国でもあります。代表的なものとしては「国境なき医師団」がありますが、その略号 MSFはもちろんフランス語のMedecin Sans Frontieres から来ています。他にも「国境なき教師団」、「世界の医師団」など多くのNGOの拠点となっています。とりわけアフリカとは歴史的なつながりが強く、今日多数の移民の受け入れを通して絆をさらに深めています。

国境なき医師団

EU(欧州連合)

フランスはドイツとともに欧州統合の中核をなす国であり、今日の欧州連合EUを現在の姿にするまでに多くのイニシアティヴを発揮した国であり、今後も発揮し続けるでしょう。EUの父と呼ばれるジャン・モネはフランス人ですが,彼が原加盟国からひとりずつ五人の若者をパリに呼んで,一週間ぶっ続けで議論、説得しなかったら、今日のEUはなかったでしょう。フランスのストラスブールには欧州議会や欧州人権裁判所が置かれています。国家の枠を越えてヨーロッパの統合を果たしつつあるこの大プロジェクトが今後どのように進展するかは世界にとって非常に大きな意味を持っています。ところで,フランス語ではEUではなくてUEですが、その理由がお分かりかな?

豊かな歴史

フランスは文学、思想、藝術、文化の豊かな歴史を持っている国です。数多くの優れた文学者や思想家を生み出し、絵画、音楽、建築などの領域で非常に高い評価を受ける歴史を持っています。モン・サン・ミシェルをはじめとする魅力的な世界遺産が数多く存在するのもそのためです。

現在指定されている33の世界遺産はその一端に過ぎませんが、ヨーロッパの歴史と深く関わってきた歴史の厚みを実感することができるでしょう。宮崎駿の「ラピュタ」のモデルとなったモン・サン・ミシェル、百以上の古城を有するロワール河流域、カルカッソンヌやプロヴァンなどの中世都市、さらに各地に大小さまざまな美術館、博物館があります。ルーヴル美術館はもっとも有名ですが、オルセー美術館、フランス国立近代美術館など国際的にも超一流の評価を受ける美術館の存在はフランスの魅力のひとつと言えるでしょう。

映画、マンガ

フランスはまた映画文化の非常に発達した国ですが、現在では日本の「マンガ」への関心が極めて高い国でもあります。多くの日本のマンガ、アニメが翻訳され、流通しており、書店やヴィデオ・ショップでそのために特別のコーナーを作っているところが少なくありません。

グルメ、モード

フランスは宮廷料理の発達を通して独得の高級な料理文化(レストラン文化)を作り出してきた国ですが、その背景には非常に多様な地域文化・風土の存在がありました。特産物として各地に見ることのできる産物や地方固有の料理も大変豊富です。チーズの種類、赤、白、ローゼのワインの種類は数百種にも及びます。「でも,気取っていて値段が高いから・・・」と思っていませんか?実は学芸大の近辺にもそうでないところがあるんです。それはフランス語を始めてからのお楽しみ…

またフランスはモードの国、たくさんの魅力的なブランドがありますね。でも、親のスネをかじりながら、そういう物を追い求めるようではまだまだ駄目、高いブランドものの底にあるセンスを身につければ、お金をかけなくても粋なパリジャン、パリジェンヌにも肩を並べられるでしょう。それにはフランス語を知らなきゃネ!

フランス語学習のための参考資料

辞書、参考書の類については図書館発行の「読書案内」を見て下さい。辞書は生協が数種類用意しますが、そのほかにも高価廉価とりまぜて相当な数がありますので、街の大きな書店でいろいろ比べてみて下さい。電子辞書のフランス語版は2種類あるようです。いずれも紙で出されているものに対応しています。字幕はありませんが、フランスのテレビ・ニュースも直接見られますよ。

A bientôt!ア・ビヤント(もうじき会おうね!)